こんにちわ!都内の大学病院で働く管理栄養士のyu-monkeyと申します。普段は、患者さんの栄養状態の管理や情報提供を行ったり、患者さんの食事を作ったりしています。
新米が出始め、よりお米がおいしいと感じられる時期になりましたね。そんな新米やお祝いでいただいたお米を炊飯器で炊くのもとてもおいしいですが、たまには鍋や土鍋などで炊いてみたいな~って思いますよね!また、キャンプや緊急時などでも使える方法なので、ぜひ覚えて損はないと思います!
必要な器具
- 鍋
- 蓋
蓋と鍋がぴったりと閉まるものを使ってください!密閉されることで、蒸気が外に逃げずにふっくらしたお米を炊き上げることができます!
材料
- お米 150g(一合)
- 水 195g(一合分)
お米一合は、約150グラムです。これは一般的な白米の計量で、炊く前の重さです。ただし、銘柄やお米の種類によって少し差があるかもしれませんが、目安として150グラムを覚えておくと便利です。
お米の炊き方における水の量は、基本的にはお米の量に対して1.2倍から1.3倍の水を加えると良いとされています。(今回は1.3倍の水分量)ただし、お米の種類やお好みによって水加減を調整することもできます。例えば、やや硬めに炊きたい場合は水を少し少なめに、逆に柔らかめに炊きたい場合は水を少し多めにすると良いです。
調理手順
1. お米を研ぐ
- お米をボウルに入れ、水を加えて軽くかき混ぜます。
- 何回か水を取り替えて、透明になるまでお米を研ぎます。最初の水はお米に含まれる余分な澱粉を落とすためです。
- 研ぎ終わったら、お米をザルにあけて水気を切ります。
2. お米を水に浸す
- 研いだお米を鍋に入れ、適量の水を加えます。
- 目安として、お米1合に対して水を加えます。お米の種類やお好みによって水の量を微調整してください。
- 水に浸した状態で約30分〜1時間ほど置いておきます。これによって、お米が水を吸ってふっくらと炊きあがります。
3. 中火で加熱
- 鍋にふたをして、中火にかけます。
- 水がボコボコと沸騰してきたら、弱火にします。
4. 弱火で炊く
- 弱火で約10〜15分ほど炊きます。お米の量や鍋の大きさによって多少時間は前後しますが、ふたをしたまま火を通してください。
- 鍋の側面に水蒸気が見え、音が小さくなる頃が目安です。
5. 蒸らす
- 火を止め、鍋にふたをしたまま10分程度蒸らします。蒸らすことで、お米がふっくらと仕上がります。
- この間、ふたを開けないようにしてください。
6. 仕上げ
- 蒸らし終わったら、しゃもじでお米を軽くほぐします。
- お米を底からかき混ぜて、均一にしてからお召し上がりください。
ポイント
- 鍋のふたを開けずに炊き上げることが重要です。途中でふたを開けてしまうと、蒸気が逃げてしまい、うまく炊き上がらないことがあります。
- 火加減はあまり強すぎないように気をつけましょう。強火で炊くと、焦げ付きやすくなります。
鍋で炊いたお米は、ふっくらと香りが立ち、炊飯器では味わえない美味しさがあります。是非試してみてください!
まとめ
- お米を研ぐ
- お米を水で軽く研いで、澱粉を落とします。水が透明になるまで研ぎます。
- お米を水に浸す
- 研いだお米を鍋に入れ、1合(150g)あたり180g〜195gの水を加え、約30分〜1時間浸水させます。
- 中火で加熱
- 鍋にふたをして中火で加熱。沸騰したら弱火にして、10〜15分炊きます。
- 蒸らす
- 火を止めた後、10分ほど蒸らしてお米がふっくらと仕上がるのを待ちます。
- 仕上げ
- 蒸らし終わったら、しゃもじで軽くほぐして完成。
これで、香り高くふっくらした美味しいご飯が炊けます!ぜひお試しください!